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アクアミッショーネ(水性箔下糊)
通常価格 ¥3,080から通常価格単価 / あたり -
牛膠溶液 直火濃縮20%
通常価格 ¥1,100通常価格単価 / あたり
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アストロフレークでグリッター感を楽しもう
エフェクト顔料には、シルクのようにしっとりとした光り方をするものから、スパンコールやガラスように光を乱反射するものまで、多様な種類があります。 このアストロフレークは、高純度のアルミニウム箔に着色をし、均等なサイズで精密に打ち抜き、顆粒状にした色材です。何よりも特徴的なのは、このグリッターの強い質感。 また、この素材の着色樹脂は耐光性と耐水性に優れたものを使用しているため、クリアで美しい光沢を保ち続けることが可能です。 アストロフレーク 使い方は他のエフェクト顔料同様、お好きなメディウムと混ぜることで絵具として使用ができます。ただし、アストロフレーク#20は粒子が大きいため、水で薄め過ぎると定着力が弱まる可能性がございます。 メディウムとしっかり練り合わせた上で、水分量を調整しながらご使用ください。 今回はアストロフレーク 12/ ロイヤルブルー#20を使用してみました。 実際に塗ってみた様子はこちらです。 【使用画材】 基底材:竹和紙水彩用 メディウム:アラビアゴム、アクリルエマルション 色材:アストロフレーク 12/ ロイヤルブルー #20 アラビアゴムを使用した場合は少しマットな質感になり、アクリルエマルションで混ぜると少し艶のある色味になりました。 ただ、この顔料は粒子が大きく、メディウムの接着力が弱いと剥落の危険性があるため、接着力の強いメディウムをお勧めいたします。 上段は筆で、下段はパレットナイフでそれぞれを着彩しました。1ストロークでは基底材が透けて見えてしまうため、筆を使用する場合は何回か重ね塗りをする必要があります。このサンプルでも数回塗り重ねを行っています。 パレットナイフを使用すると、しっかりと発色させることができます。ただ、アラビアゴムなど厚塗りに向かないメディウムでの使用には向きません。 ...
アストロフレークでグリッター感を楽しもう
エフェクト顔料には、シルクのようにしっとりとした光り方をするものから、スパンコールやガラスように光を乱反射するものまで、多様な種類があります。 このアストロフレークは、高純度のアルミニウム箔に着色をし、均等なサイズで精密に打ち抜き、顆粒状にした色材です。何よりも特徴的なのは、このグリッターの強い質感。 また、この素材の着色樹脂は耐光性と耐水性に優れたものを使用しているため、クリアで美しい光沢を保ち続けることが可能です。 アストロフレーク 使い方は他のエフェクト顔料同様、お好きなメディウムと混ぜることで絵具として使用ができます。ただし、アストロフレーク#20は粒子が大きいため、水で薄め過ぎると定着力が弱まる可能性がございます。 メディウムとしっかり練り合わせた上で、水分量を調整しながらご使用ください。 今回はアストロフレーク 12/ ロイヤルブルー#20を使用してみました。 実際に塗ってみた様子はこちらです。 【使用画材】 基底材:竹和紙水彩用 メディウム:アラビアゴム、アクリルエマルション 色材:アストロフレーク 12/ ロイヤルブルー #20 アラビアゴムを使用した場合は少しマットな質感になり、アクリルエマルションで混ぜると少し艶のある色味になりました。 ただ、この顔料は粒子が大きく、メディウムの接着力が弱いと剥落の危険性があるため、接着力の強いメディウムをお勧めいたします。 上段は筆で、下段はパレットナイフでそれぞれを着彩しました。1ストロークでは基底材が透けて見えてしまうため、筆を使用する場合は何回か重ね塗りをする必要があります。このサンプルでも数回塗り重ねを行っています。 パレットナイフを使用すると、しっかりと発色させることができます。ただ、アラビアゴムなど厚塗りに向かないメディウムでの使用には向きません。 ...
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白系岩絵具の使い方
油絵具やアクリル絵具にシルバーホワイトやチタニウムホワイトがあるように、日本画用の色材にも岩絵具にも白系の色が存在します。 しかし、岩絵具は比重が重く、一般的な顔料のように顔料同士を混色して色を作ることができません。よってこれらの色材は混色して絵具の明度を下げることより、膠で軽くグレーズをかけたり下地に使ったりなど、補助的な目的で使用されます。 もちろん、岩絵具同士の混色も可能ですが、その場合は顔料の比重が同じものを選ぶ必要があります。 それでは、白系の岩絵具にどのような特徴があるのか、見ていきましょう。 ①水晶末 水晶末は、天然の水晶を砕いた白系の岩絵具です。 隠ぺい力が弱いため、岩絵具や水干を塗った上から薄く色をつけることで、画面に白味がかった煌めきを与えることができます。今回ご紹介している白系の岩絵具の中で、最も弱い白です。 キラとも呼ばれる雲母とは異なり、鉱物そのものが持つザラザラとした質感のある塗りが作れます。 ②方解末 方解石を粉末にした、半透明の岩絵具です。 水晶末よりは隠ぺい力が強く、少し透け感のある白として使用できます。また、支持体を盛り上げてマチエールを作る時にも使用されます。 この色の原石は非常にもろく、砕くと板状になる性質を持っているため、上からペインティング・ナイフなどで削りたい場合などでも重宝されます。 ③岩胡粉 岩胡粉は、大理石を砕くことで作られます。 今回挙げた白系の岩絵具の中で最も隠ぺい力が強いため、下塗りやマチエールを作る時に便利です。テクスチャのある胡粉のような使い方ができます。 天然の鉱物特有の、温かみのある質感が特徴的です。 ④岩白 水晶末、方解末、岩胡粉は天然の鉱物を砕いて作られた岩絵具なのに対し、岩白は鉛ガラスと顔料を混ぜた塊を砕いて作られています。こうした手法で作られた岩絵具は、新岩絵具と呼ばれます。 新岩絵具が持つ共通の特徴として、人工顔料特有の近代的な色味と、適度な隠ぺい力を有しており、画面に塗ると天然岩絵具と比べて少しマットな仕上がりになります。 岩白は上記の色と比べると黄味がかっています ⑤胡粉 胡粉は天然のイタボ牡蠣が原料の、炭酸カルシウムを主成分とする顔料です。(メーカーによって使用されている貝の種類が異なります。)厳密に言うとこの色材は岩絵具ではありませんが、日本画では欠かせない色のひとつです。...
白系岩絵具の使い方
油絵具やアクリル絵具にシルバーホワイトやチタニウムホワイトがあるように、日本画用の色材にも岩絵具にも白系の色が存在します。 しかし、岩絵具は比重が重く、一般的な顔料のように顔料同士を混色して色を作ることができません。よってこれらの色材は混色して絵具の明度を下げることより、膠で軽くグレーズをかけたり下地に使ったりなど、補助的な目的で使用されます。 もちろん、岩絵具同士の混色も可能ですが、その場合は顔料の比重が同じものを選ぶ必要があります。 それでは、白系の岩絵具にどのような特徴があるのか、見ていきましょう。 ①水晶末 水晶末は、天然の水晶を砕いた白系の岩絵具です。 隠ぺい力が弱いため、岩絵具や水干を塗った上から薄く色をつけることで、画面に白味がかった煌めきを与えることができます。今回ご紹介している白系の岩絵具の中で、最も弱い白です。 キラとも呼ばれる雲母とは異なり、鉱物そのものが持つザラザラとした質感のある塗りが作れます。 ②方解末 方解石を粉末にした、半透明の岩絵具です。 水晶末よりは隠ぺい力が強く、少し透け感のある白として使用できます。また、支持体を盛り上げてマチエールを作る時にも使用されます。 この色の原石は非常にもろく、砕くと板状になる性質を持っているため、上からペインティング・ナイフなどで削りたい場合などでも重宝されます。 ③岩胡粉 岩胡粉は、大理石を砕くことで作られます。 今回挙げた白系の岩絵具の中で最も隠ぺい力が強いため、下塗りやマチエールを作る時に便利です。テクスチャのある胡粉のような使い方ができます。 天然の鉱物特有の、温かみのある質感が特徴的です。 ④岩白 水晶末、方解末、岩胡粉は天然の鉱物を砕いて作られた岩絵具なのに対し、岩白は鉛ガラスと顔料を混ぜた塊を砕いて作られています。こうした手法で作られた岩絵具は、新岩絵具と呼ばれます。 新岩絵具が持つ共通の特徴として、人工顔料特有の近代的な色味と、適度な隠ぺい力を有しており、画面に塗ると天然岩絵具と比べて少しマットな仕上がりになります。 岩白は上記の色と比べると黄味がかっています ⑤胡粉 胡粉は天然のイタボ牡蠣が原料の、炭酸カルシウムを主成分とする顔料です。(メーカーによって使用されている貝の種類が異なります。)厳密に言うとこの色材は岩絵具ではありませんが、日本画では欠かせない色のひとつです。...
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新しいスタイルの固形墨〜黒鉛墨と無膠墨〜
PIGMENT TOKYOでは5月30日より、株式会社呉竹の黒鉛墨(こくえんぼく)と無膠墨(むこうぼく)という2種類の固形墨を販売いたします。通常、墨は油や木を燃やした時に出る煤と膠を練り合わせることで墨になりますが、2つの新商品はこれまでの墨とは異なった特徴を有しています。今回、株式会社呉竹で製品開発を担当された野田盛弘氏に、商品の特徴や開発秘話について伺いました。
新しいスタイルの固形墨〜黒鉛墨と無膠墨〜
PIGMENT TOKYOでは5月30日より、株式会社呉竹の黒鉛墨(こくえんぼく)と無膠墨(むこうぼく)という2種類の固形墨を販売いたします。通常、墨は油や木を燃やした時に出る煤と膠を練り合わせることで墨になりますが、2つの新商品はこれまでの墨とは異なった特徴を有しています。今回、株式会社呉竹で製品開発を担当された野田盛弘氏に、商品の特徴や開発秘話について伺いました。
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[入門]岩絵具で花をえがく 23/06/11
2023/06/11(Sun) 14:00 - 15:30 14:00 - 15:30 -
売り切れ
[入門]水彩絵具づくり 23/06/18
2023/06/18(Sun) 14:00 - 15:30 14:00 - 15:30売り切れ -
プライベートワークショップ
2023/06/20(Tue) 14:00 - 16:00 14:00 - 16:00