更新日:2026年3月1日
PIGMENT TOKYOでは恒例となりました特別企画のワークショップ「天然岩絵具でカキツバタをえがく」と「クレヨンづくり」を今年も開催いたします。
「天然岩絵具でカキツバタをえがく」では、伝統的な画材を用いて、日本の古典的な絵画技法やその歴史を学びます。脈々と受け継がれてきたその精神を感じられる、本格的な体験をお楽しみください。
美術や画材に普段はあまり馴染みがない方、日本美術史や古典技法を改めて探求したい方など、お子さまから大人まで、年齢や経験を問わずどなたでもご参加いただけます。
「クレヨンづくり」では親子でコミュニケーションをとりながら、オリジナルのクレヨンセットをつくることができます。
普段何気なく使っている画材の成り立ちや、材料の特性を学び、視覚・触覚・嗅覚を使ってさまざまな素材に触れることで、ものづくりへの興味や創造力がより一層広がっていくことでしょう。
新緑の芽吹きを感じるこの季節、街の景色も鮮やかさを増していきます。季節の移ろいとともに、色彩の世界の奥深さを味わい、アートにじっくり浸る時間を過ごすのはいかがでしょうか。
天然岩絵具のきらめきと伝統技法
5月から6月にかけて、爽やかな季節の訪れとともに花ひらく燕子花(カキツバタ)は、古来、初夏の花として親しまれてきました。
まずご紹介するのは、燕子花の開花に合わせた、毎年この時期限定で開催しているこちらの特別講座です。
講座概要

[GW企画]天然岩絵具でカキツバタをえがく
開催日程:2026年4月25日(土) 5月6日(水・祝)
時間:13:00 –16:30
場所:PIGMENT TOKYO
受講料:一般¥11,000(税込・材料費込)
対象年齢:5歳以上
ご予約開始日時:2026年3月1日(日) 12:00より予約ページ公開
ご予約:
4月25日(土)[ゴールデンウィーク]天然岩絵具でカキツバタをえがく 26/04/25
5月6日(水・祝)[ゴールデンウィーク]天然岩絵具でカキツバタをえがく 26/05/06
※詳細は各予約ページにてご確認ください
※お持物:特にございません
※年齢制限:5歳以上(幅広い年代の方にご参加いただいております)
※講座内では、動物性の接着材である膠(にかわ)を使用します
代替品としてアラビアゴム(樹液)をご用意しておりますので、ご希望の方は講師へお声がけください
◾️制作/講義

日本美術において一時代を築いた琳派の系譜を学ぶ座学と、伝統的な絵具の練り方や濃度調整、道具の扱い方など、理論と実技の両面から学んでいきます。
彩色には、尾形光琳が使用していた天然岩絵具「群青」「緑青」を使い、燕子花を描きます。
天然岩絵具とは、天然の石を粉砕して粒子状にした顔料で、群青は藍銅鉱(らんどうこう/アズライト)、緑青は孔雀石(くじゃくいし/マラカイト)から作られています。

また岩絵具は、原料を10段階ほどの番手(粒度)に分けて製造され、粒径により色調が変わります。同じ原料から作られた岩絵具でも、番手が粗いと色が濃く、細かくなるにつれて白っぽい発色になります。
伝統的な画材と技法を用いることで、天然素材からどのような色彩が放たれるのか、古の絵師の世界を実際に体感できる講座です。


また、南青山にある根津美術館では、毎年この時期に国宝「燕子花図屏風」が公開され、同庭園では満開の燕子花を楽しむ事ができます。
みずみずしい燕子花を愛でながら、作品に思いを馳せるひとときは、この季節ならではの古典鑑賞の楽しみ方ではないでしょうか。
開館85周年記念特別展
「光琳派-国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち」
開催日程:2026年4月11日(土)– 5月10日(日)
会場:根津美術館(東京)
※展覧会の詳細は、根津美術館ホームページにてご確認ください。
身近な画材のひみつに迫る
つづいては、粉末状の顔料をはじめとした材料を調合し、身近なクレヨンの形になるまでの工程を体験できる、親子向けワークショップのご紹介です。お子さまの創作意欲が高まるよう、どんなクレヨンができるか、ぜひ親子で一緒にイメージをふくらませてください。
講座概要

[ゴールデンウィーク/親子]クレヨンづくり
日程:2026年4月29日(水・祝) 5月5日(火・祝)
時間:14:00 –15:30
場所:PIGMENT TOKYO
受講料:親子1組2名¥15,400(税込・材料費込)
対象年齢:5歳以上
ご予約開始日時:2026年3月1日(日) 12:00より予約ページ公開
ご予約:
4月29日(水・祝)[ゴールデンウィーク/親子]クレヨンづくり 26/04/29
5月5日(火・祝)[ゴールデンウィーク/親子]クレヨンづくり 26/05/05
※詳細は予約ページにてご確認ください
※祖父母/親戚/友人も大人の保護者として親の代わりにご参加いただけます
※計量スプーンでの"すりきり"など細かい作業が伴うため、小学校低学年以下は保護者の補助が必要です
※未就学児も受講可能ですが、上記作業の注意事項をご了承ください
※エプロンとゴム手袋をご用意しておりますが、なるべく汚れても差し支えのない服装でお越しください
(エプロン:大人用フリーサイズ/紐の長さ調整でお子様も着用いただけます)
◾️デモンストレーション 20分(14:00–14:20)
講師による制作のお手本に沿って、使う材料を順番に説明していきます。
色の粉である「顔料」や「ミツロウ」など、はじめて触るものばかりかもしれません。
手順はたくさんありますが、のちの体験に備えてじっくり見ていきましょう。
終わり次第、いよいよ皆さんの制作が始まります。
顔料は3種類。
これらを組み合わせた混色ならではのカラーも作れますので、色相にまつわるおもしろさも感じられる内容です。
◾️クレヨンづくり体験 70分(14:20–15:30)

まずは顔料やロウ、油をカップに入れて、温めながら混ぜます。
ここでは、分量どおり材料が入るようにすりきりの作業をおこないます。
材料が溶けてよく混ざったら、型に入れて冷まします。
クレヨンらしいシルエットが現れてきました。
試し描きをして使い心地をチェックしてみましょう。
しっかりと紙に色がのっていますね。
最後に特製のボックスへ入れれば完成です。
自分で作った画材は愛情もひとしおです。
ご自宅に帰ってから、できたてのクレヨンでお子様と一緒に家族の思い出の一枚を描かれてはいかがでしょうか。
[定期開催]PIGMENT TOKYO ワークショップ
PIGMENT TOKYOではゴールデンウィークだけでなく、たくさんの方に画材を知り、使う楽しさを体験していただきたいという思いから、定期的にワークショップを開催しております。
水彩絵具を作ることで、顔料や絵具への理解を深める「水彩絵具づくり」。
天然の岩絵具と膠を使い、季節の草花を描く「岩絵具で花をえがく」。
伝統的な箔の技法を体験できる「箔で夜空をつくる」。
いずれも入門講座ですので、画材や日本の美術に興味をお持ちの方のファーストステップとして、ご参加いただけます。
ご紹介した講座以外にも、不定期にさまざまなワークショップを開催予定です。
さまざまな画材や技法との出会いから、日常に新たな彩りを添えられるかもしれません。

ワークショップ 入門講座
日程:
[入門]水彩絵具づくり(月2回/日曜日)
[入門]岩絵具で花をえがく(月1回/日曜日)
[入門]箔で夜空をつくる(月1回/日曜日)
ご予約:https://pigment.tokyo/collections/workshop
※回数や曜日を変更することもございます。日程等の詳細は各講座のご予約ページにてご覧ください。
また、一般向けの開催日以外にワークショップを受講されたいお客様へ向けた、プライベートワークショップのご相談も承っております。ご興味がある方はこちらをご覧ください。
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