PIGMENTではアーティストの皆様にご満足いただけるような、プロ向けの画材もご用意しておりますが、ビギナーの方はもちろん、大切な人へのギフトのご相談も承っております。
ただ、オンラインでも気軽に選びたい!というお客様のために、おすすめ商品をご紹介します。
筆を選ぶ前に必要なのが絵具選び。
気軽に描ける絵具を選ぶポイントとして……
・家で気軽に描ける
・筆のお手入れが比較的簡単、すぐ乾く
・パレットから絵具がすぐ使える
という点から、ビギナーやギフトには透明水彩絵具がおすすめ。
実はこの水彩絵具、メディウムとなるアラビアゴムと顔料を練り合わせることで、自分で作ることも可能です。
自分だけのオリジナルの絵具で絵を描いてみたい、という方は、こちらのワークショップを受講してみるのも良いかもしれません。
PIGMENT ARTICLES ワークショップ [入門]水彩絵具づくり
最新情報は下記リンク先にてご覧いただけます。
ワークショップ https://pigment.tokyo/collections/workshop
さて、このような透明水彩絵具におすすめなのは、こちらの筆セット。
細部用の筆から線描きも可能な中サイズのもの、塗り用として使用できる大サイズまで、3種類の筆を焼き印入りのオリジナル桐箱にセットしました。
Aセットには頂品 名成 大 (名村大成堂)、則妙 別中 (京都中里作)、狼毫面相 小 (京都中里作)。
Bセットには別品 彩色筆 大々(京都中里作)、削用 中 (京都中里作)、特製 巴面相 小 (京都中里作)が桐箱の中に収められております。
この値段をみて少し驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、良い筆であればあるほど、しっかりメンテナンスをしてあげれば長く使っていただくことも可能。
特にAセットの頂品 名成は厳選された山羊毛・白狸の胸毛を主材とし、筆の先は鋭く、中腹は柔らかな強弱をつけた表現を得意とする筆。
「自分には違いが分からないかも」というビギナーの方でも、一度使えばその魅力に気づくことでしょう。
F4サイズ (332×242mm)以上のサイズの支持体に描くのであれば、Aセットをおすすめしますが、SMサイズ (228×158mm)やハガキサイズ (100×148mm)以下であれば、Bセットもおすすめ。
お手軽に本格的な日本画筆の魅力を体験いただけます。
筆の詳しいメンテナンス方法を知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
PIGMENT ARTICLES 筆と刷毛の洗い方
次におすすめな筆はこちら。
※現在販売終了しております。
コリンスキーとは、シベリア及び北東中国などの極寒地に生息するイタチの毛を指します。
水の含みがよく、細かい作業を得意とするため、屋外での小さなスケッチで使うドローイングなどにもぴったりです。
また、携行用にこのようにコンパクトにまとめることも可能です。
自分用にもう少し気軽に使える筆が欲しいなという方には、こちらの筆はいかがでしょうか。
こちらは含みが良く、やわらかいナイロン毛を使用した、水彩用の筆です。
MOLLIS Roundはその名の通り、丸型の筆。
頂品 名成と比べて筆の太さに緩急をつけるのが難しいため、最低でも2号、4号、6号と3本程度は用意すると良いでしょう。
しっかり1枚の作品と向き合うときはもちろん、ささっとドローイングを描きたい場合にはもってこいの商品です。
MOLLIS Ovalは、先が細くなっているオーバル型(平型)の筆。
主に平たい面を塗るのに特化しています。
先が細くなっているためストロークに緩急をつけることが可能ですが、初心者の方はまずMOLLIS Roundの扱いに慣れてから、こちらを試してみるのをオススメします。
色々と選択肢が多くて困ってしまう絵具と道具選び。
PIGMENT TOKYOのオンラインショップをぜひご活用ください。