PIGMENT SELECT 日本画セット12色『日本絵画を描いてみよう!』

PIGMENT SELECT 日本画セット12色『日本絵画を描いてみよう!』

現在、ECサイトでは誰でも手軽にはじめられるセットを販売中です。


「そもそも日本絵画ってなに?」なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。

日本画とは膠と岩絵具を混ぜて描く、伝統的な絵画表現のひとつです。凄く難しい技法かと思われるかもしれませんが、やり方はシンプル。

岩絵具に「膠」と呼ばれる接着剤(メディウム)を混ぜるだけ。これであなたも簡単に岩絵具の世界に触れることができます。


初心者の方に特にオススメなのが、PIGMENT TOKYOオリジナルの12色セット。

天然岩絵具と新岩絵具の2バージョンをご用意しております。


天然セットと新岩絵具セットの違いをみていきましょう。

前者はその名の通り、天然の岩をそのまま砕いたもので、落ち着いたトーンが特徴。



それに対して新岩絵具は、色のついた合成顔料の塊を砕き、作られます。どこか和の趣を出しながらも、モダンな色を放つ新岩絵具は、華やかな表現にとてもぴったりです。



例えば同じ群青でも、天然の場合はざらついた岩絵具の質感が、新岩絵具の場合はマットな色彩を生み出すことができます。


天然の岩群青(9番)を2度重ね塗りすると、この様になります。


新岩絵具の群青(9番)を同じく2度重ね塗り。違いがわかるでしょうか。



このセットを手に入れれば、あとは水と紙を用意するだけ。

PIGMENT TOKYOの画材エキスパートが厳選した膠液、梅皿、筆の特別セットでお届けします。


オリジナルセットに同梱されている特別調合の膠と絵皿と筆



天然岩絵具12色セットにはこちらのお色が入っております。



新岩絵具の場合はこちらです。


どちらのセットがお好みでしょうか。

ぜひ気のおもむくままに、筆を走らせてみてください。






岩泉 慧

PIGMENT TOKYO 画材エキスパート

岩泉 慧

京都造形芸術大学博士号(芸術)京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)日本画コース専任講師。2015年に絵画表現における膠使用方法の論文で博士号を取得。PIGMENT TOKYOや京都芸術大学にて膠を基点とした様々な画材の研究、指導を行いながら、アーティストとしても物質存在に関するテーマをコンセプトに活動を続ける。

京都造形芸術大学博士号(芸術)京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)日本画コース専任講師。2015年に絵画表現における膠使用方法の論文で博士号を取得。PIGMENT TOKYOや京都芸術大学にて膠を基点とした様々な画材の研究、指導を行いながら、アーティストとしても物質存在に関するテーマをコンセプトに活動を続ける。