PIGMENT TOKYOおすすめの冬ギフト2024

PIGMENT TOKYOおすすめの冬ギフト2024

更新日:2024年12月6日

 

 

12月といえば大切な人にギフトを贈る季節です。
PIGMENT TOKYOが厳選したハイクオリティな画材は、アーティストだけでなく、アートが好きでこれから画材を使ってみたい方にも素敵な贈りものになります。

今回は、創作意欲を高めるプレゼントにぴったりのアイテムをご紹介いたします。


 

  

ソフトパステル

 

パステルとは顔料をバインダー(糊剤)で固めた描画材です。

一見するとクレヨンと似ていますが、クレヨンとの一番の違いは、バインダーが水性なこと。

蝋が含まれず、油系の糊剤と比べて定着力が弱いため、完成した作品にはパステルフィキサチフと呼ばれる定着液をかける必要があります。 

この画材の長所は、何よりも手軽に使えることです。

たとえば水彩絵具や油絵具を使いたい場合は、絵具に加えてメディウムや薄め液、水などを用意しますがパステルは必要最小限で済みます。

 

ゴンドラパステルは京都の画材メーカー、王冠化学工業所によって日本の光にあわせた色をひとつひとつ、手作業で丁寧に作りあげています。

まるでPIGMENTの顔料棚のような色のグラデーションは、眺めているだけでも魅了されます。

明治期から昭和にかけて活躍した画家、矢崎千代二の一声によって開発がなされたという国産の画材を、ぜひお楽しみください。

 

 

オイルパステル

 

このオイルパステルは、パリの画家だったヘンリー・ゴエッツが、彼の友人であるパブロ・ピカソのために油性棒状絵具の製造を依頼したことから始まります。

「色褪せ」や「ひび割れ」もなく、どんな表面にも自由に使える素材を探していたパブロ・ピカソとの共同研究により、比類のないセヌリエのオイルパステルが誕生しました。

 

ドライパステルが水系のバインダーで固めた色材なのに対して、オイルパステルは油系のバインダーで練った固形の色材です。

使用感はクレヨンに似ていますが、教材用画材との大きな違いは豊かな発色と質感の滑らかさです。

特にセヌリエのオイルパステルは、最高級・高濃度の顔料とワックス、乾燥しない結合剤を使用しています。そのため優れた耐光性、隠ぺい力により鮮明かつ力強い色彩表現ができます。

適度な硬さを持っているため、油絵具のような重厚な表現も可能です。また、段ボール、木、ベニヤ板、陶器、石膏、金属、プラスチック、ガラス、フィルムなど、多様な基底材に描画が可能です。

 

 

ゴンドラパステルとオイルパステルを使ったアレンジ方法をこちらの記事でもご紹介しております。

 

 

 

 

 

顔彩耽美


顔彩耽美は鮮やかな色合いと速やかに溶ける特徴を持つ、固形の透明水彩絵具です。
和の色彩をモチーフにした色が揃えられています。

水をつけた筆で気軽に描けるため、絵手紙をはじめ水彩画やイラストなど様々なシーンで使用できます。
人と自然に優しい原材料を用いているのも特徴で、健康と環境に配慮し、国際的安全基準を満たした、使用中、使用後も安心な素材です。(米国画材協会認定『AP マーク』取得商品)

 

 

また、顔彩耽美のコンセプトを基に、エフェクト系顔料の色を楽しめる商品もございます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。

 

 

 

 

カード・ペーパークラフト

ギフトを贈る際、メッセージカードを添えることは大事なひと手間です。

日頃の感謝の気持ちや思いを手書きで伝えるのも素敵な表現方法ではないでしょうか。

 

 こちらはPIGMENT TOKYOオリジナルのメッセージカードです。富士山があしらわれた封筒に、レーザーカットされた可愛らしい松、竹、梅柄のカードを入れると、その色がチラリと見えるようになっています。

 

 

箔のハガキ

  

日本の美意識を感じるハガキとペーパークラフトは、伝統的な箔押しの技術が取り入れられた意匠性の高い紙製品をつくることで名高い、株式会社歴清社製です。

 

 

なかでもこちらのペーパークラフトは日本の縁起物をモチーフにしています。大切な人の成功や幸せを願うギフトとしてもおすすめです。



また、手渡しでプレゼントをお渡しされる方は、PIGMENT オリジナルのショッパー(手提げ紙袋)やラッピングも承っておりますのでご活用ください。

 

 

こちらは、手作業の染色やプリント加工の服づくりに定評があるspoken words project とコラボレーションしたバッグで、PIGMENT TOKYO限定で販売しております。
PIGMENTが扱う絵具の素となる「石」からイメージしたオリジナルテキスタイルは、手捺染の技法を用いたことで、ひとつひとつ独自の風合いがあります。
織り上がった真っ白なデニム生地に藍色のデニムトーンをプリントして、洗いにかける工程を数回繰り返し、最後は手洗いで仕上げます。素材、手捺染技術、摩擦から生まれたその表情は、「石」のような乾いた質感が感じられます。
単品でも魅力的な商品ですが、贈る相手を想いながら選んだアイテムをこのバッグに詰めて贈ることで、さらに喜びが広がるかもしれません。


もちろん、他にも豊富なアートツールを取り揃えておりますので、PIGMENT TOYOウェブサイトをご覧ください。

 


本格的なアートギフトで、心に残る素敵なホリデーシーズンをお楽しみください。

 

 

Profile

白石 奈都子

PIGMENT TOKYO

白石 奈都子

多摩美術大学 染織デザイン専攻卒業。オリジナルの和紙、書を主体とした制作に携わり、アーティストとして活動中。

多摩美術大学 染織デザイン専攻卒業。オリジナルの和紙、書を主体とした制作に携わり、アーティストとして活動中。