凛とした冷たい空気に包まれ、PIGMENT TOKYOのある東京・天王洲アイルでも冬の訪れを感じる今日この頃。
ART MARKET TENNOZ ウィンターフェスティバルとのタイアップ企画では、大人気の特別講座のワークショップを開催いたします。
［入門］三原色でつくるカラーホイール
日程：2021/12/4（土）
時間：14:00—16:00
※詳細は予約ページにてご確認ください。
※小学校低学年以下のお子様は保護者の補助が常時必要となります。
※こちらのワークショップは終了しております。
「三原色」とは、かけ合わせによってさまざまな色合いを表現できる３つの基本色のこと。
絵具の三原色である、シアン（青緑）、マゼンタ（赤紫）、イエロー（黄）を混色し、大きさの異なる3種の円形パーツにそのマーブリングを写し取ります。
そして、乾燥させた色とりどりのパーツでコラージュ作品をつくる、制作体験をしながら色を学ぶ講座です。
絵具の配合により変化し、刻々と移りゆく色の海から、どのようなアート作品が生まれるのでしょうか。
講師は、定期開催のワークショップ「水彩絵具づくり」を担当している斉藤です。また、三原色やパステル、クレヨンなどの色や色材にまつわる特別企画ワークショップも行っています。
夏に実施した特別企画のワークショップの様子は、こちらの記事をご参照ください。
【Articles】PIGMENT TOKYOの夏休み ワークショップ レポート
色を学び、楽しみながらつくるコラージュ作品はどのようにできるのか、見ていきましょう。
最初は素材のお話です。
絵具の素になっている顔料や糊剤などの材料について、お子様や初めてご参加する方にもわかりやすい内容でご説明いたします。
これから使う画材を知ることで、創作への興趣が増すのではないでしょうか。
次は、顔料ペーストと糊剤による特製絵具を混ぜていきます。
作る前はちょっと難しいかな？と思っていても、大丈夫です。
大きく広げられたユニペーパーの上に感覚のままに色を流し、溶け合う色の満ち引きを見ていると、その色の海に夢中になるでしょう。
もちろん、わからないことがあればお気軽に講師にお声かけください。
流線形を描きながら融合する三つの色から、豊かな色彩が生まれました。
ひとつとして同じ模様が表れない、一期一会のカラーホイールです。
色材を使うのは学生以来という大人の方も、普段から使い慣れている方も、色彩の美しさに魅了されるひとときではないでしょうか。
カラーホイールを乾燥させている間、色にまつわるお話をします。
三原色への理解を深めながら、作品のイメージを膨らませます。
また、艶やかな濡れ色から、乾燥後に浮かび上がる、マットな落ち着いた色合いへの変化を観察することもこの講座の面白さの一つかもしれません。
彩られたパーツをコラージュします。
好きな色でまとめたり、季節やオリジナルのテーマなど、表現に正解はありません。
イメージ通りに表れた色はもとより、想定を超えた偶然の出会いもまた風趣です。
できあがりです。
無限に広がる色の組み合わせからどのようなアートができるのかは、当日のお楽しみに。
お持ち帰りいただいた作品はご自宅に飾ったり、クリスマスの贈り物にも良いですね。
【動画】
https://twitter.com/pigment_tokyo/status/1464496227391721473
ART MARKET TENNOZでは、PIGMENT近隣のギャラリーでもイベントや展覧会を多数開催しております。
静かな運河を眺めながら、東京湾を臨む水上の街、天王洲アイルを歩いてアートを巡り、五感でお楽しみください。
なお、ART MARKET TNNOZや近隣ギャラリーの詳細につきましては、こちらのリンクをご覧ください。
【ART MARKET TENNOZ】
https://artmarket.warehouseofart.org/
【WHAT】
https://what.warehouseofart.org/
【WHAT CAFE】
https://cafe.warehouseofart.org/
【TERRADA COMPLEX】
https://terrada-art-complex.com/
【天王洲アートポータルサイト】
暮れゆく師走の喧騒から少し離れ、静かな色の世界に浸りながら、制作に没頭してみてはいかがでしょうか。
PIGMENT TOKYO
白石 奈都子
多摩美術大学 染織デザイン専攻卒業。オリジナルの和紙、書を主体とした制作に携わり、アーティストとして活動中。
多摩美術大学 染織デザイン専攻卒業。オリジナルの和紙、書を主体とした制作に携わり、アーティストとして活動中。