顔料は、水や油、その他の溶剤などに不溶な粉末状の色素のことを指します。
顔料単体では固着することができないため、様々な種類の定着剤と混ぜ合わせることで、
水彩絵具やアクリル絵具、油絵具や工業用の塗料など、用途に合わせた色材へと作り変えることができます。
古くは、洞窟壁画が描かれた時代から使用されていた土性顔料や、
主に日本画で用いられている鉱物を粉砕して作られる岩絵具などの
無機顔料、植物や昆虫などの天然の色素から作られる有機顔料などが挙げられます。
近代以降は科学技術の発達により合成顔料の開発が進み、より幅広い色調の顔料を作ることができるようになり、今日販売されている多くは合成顔料が占めています。
PIGMENT TOKYOでは伝統的な顔料から最先端のものまで、約4500色に及ぶ顔料を取り扱っております。