新岩絵具は、釉薬と金属酸化物を高温焼成して製造される着色ガラスの塊を、天然岩絵具の製造プロセスと同じ方法で粉砕し粒子分けをして作られます。 顔料の耐久性が非常に高く、天然岩絵具には無い幅広い色調を作ることが可能です。 各色10段階の粒度に分けて製造され、5番(粗)~13番(粉末)と数字が大きくなるにつれて細かくなってゆき、「白」が最も細かい粉末状を指しています。 粒度の変化に合わせて色調も変わってゆき、粗い5番が最も濃く、粒径が細かくなるにつれて白度が高くなっていきます。 粒径や比重が岩絵具によって異なるため基本的には単色で使用することが多く、粒子感のある砂のような質感が大きな特徴です。