PIGMENT TOKYOおすすめの冬ギフト 2023

PIGMENT TOKYOおすすめの冬ギフト 2023

12月といえば大切な人にギフトをお送りする機会も多いのではないでしょうか。
PIGMENT TOKYOではプロ向けの画材はもちろんのこと、初心者向けの画材も多数ご用意しております。
普段はアートに触れる機会のない方も、これを期に画材に触れてみては良いかもしれません。


1. ソフトパステル


(左)ゴンドラパステル 48色セット
(中)ゴンドラパステル 66色セット
(右)ゴンドラパステル 150色セット

 

ソフトパステルとは顔料をメディウム(糊材)で固めた描画材です。一見すると、幼稚園や小学校で使用されるクレヨンと似ています。
クレヨンとの一番の違いは、メディウムが水性なこと。蝋が含まれず、油系のメディウムと比べて定着力が弱いため、作品が仕上がったらパステルフィキサチフと呼ばれる定着液をかける必要があります。

この画材の長所は、何よりも手軽なことです。例えば水彩絵具や油絵具を使いたい場合は、絵具に加えてメディウムや薄め液、水などを用意する必要がありますが、パステルは必要なものが最小限で済みます。
乾燥を待たなくても塗り重ねることができるため、色味が変わったりすることがありません。
ただし絵具のように混ぜ合わせることができないので、ある程度の色数を用意する必要があります。最小でも48色のセットからラインナップされているのは、これが理由です。

 

こちらのリンクより、48色セットから242色セットまでの、合計5種類からお選びいただけます。

PIGMENT TOKYO「ゴンドラパステル」


ゴンドラパステルは京都の画材メーカー、王冠化学工業所によって日本の光にあわせた色をひとつひとつ、手作業で丁寧に作りあげています。非常にコンパクトな色材のため、スケッチのお供にもピッタリです。
まるで当ラボの顔料棚のような色のグラデーションは、見ているだけでうっとりしてしまいます。
明治期から昭和にかけて活躍した画家、矢崎千代二の一声によって開発がなされたという国産の画材を、ぜひお楽しみください。

 

2.オイルパステル

 

(左)オイルパステルセット 24色

(中)オイルパステルセット 50色

(右)オイルパステル パールカラーセット12色

 

パステルが水系のメディウムで固めた色材なのに対して、オイルパステルは油系のメディウムで練った固形の描画剤です。つまり使用感としてはクレヨンに非常に似た画材ですが、教材用画材との一番の違いは豊かな発色と色の伸びです。
特にこちらのセヌリエのオイルパステルは、最高級・高濃度の顔料とワックス、乾燥しない結合剤を使用しています。そのため優れた耐光性、隠ぺい力、濃厚で鮮明に描くことができます。

適度な硬さを持っているため、油絵具のような重厚な表現も可能です。油彩用の画用液を使用すれば、重ね塗りやぼかし技法もできます。
油系メディウムを使用しているため、段ボール、木、ベニヤ板、陶器、石膏、金属、プラスチック、ガラス、フィルム等、さまざまな基底材に描画が可能です。

このオイルパステルは、パリの画家だったヘンリー・ゴエッツが、彼の友人であるパブロ・ピカソのために油性棒状絵具の製造を依頼したことが始まりでした。発売当初は全部で48色でしたが、現在は全120色を取り揃えています。

当ラボでは24色と54色、そしてパールカラーの12色セットもご用意しております。
どんな画材か気軽に触れてみたい場合には24色がおすすめですが、本格的に作品制作に使用したい場合には54色がおすすめです。

 

 

3.顔彩耽美

 

(左)顔彩耽美 12色
(中)顔彩耽美 18色
(右)顔彩耽美 24色

顔彩耽美は水で溶かして使用する固形の透明水彩絵具で、鮮やかな発色と溶けの速さが特長です。和の色彩をモチーフに100色が揃えられています。
当ラボでは12色から48色セットまで、合計5種類をご用意しております。

詳しくはこちらのリンクをご覧ください。


PIGMENT TOKYO「顔彩耽美」


水をつけた筆で気軽に描けるため、絵手紙をはじめ水彩画やイラストなどさまざまな用途に向いています。

人と自然に優しい原材料を用いているのも特徴。健康と環境に配慮し、国際的安全基準を満たした、使用中・使用後も安心な素材です。(米国画材協会認定『AP マーク』取得商品)

また、顔彩耽美のコンセプトを基に、エフェクト系顔料の色を楽しめる「ジェムカラーズ」、「パールカラーズ」、「スターリーカラーズ」そして「オパールカラーズ」という商品もございます。
詳しくはこちらの記事でご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

 

PIGMENT ARTICLE「和とエフェクト顔料のハーモニー:顔彩耽美」

 

 

ギフトを贈る時は、メッセージカードも添えたいものです。
そんな時におすすめしたいのが、PIGMENT TOKYO オリジナルのギフトカードです。

(左)オリジナルギフトカード / 梅
(中)オリジナルギフトカード / 松
(右)オリジナルギフトカード / 竹


松、竹、梅の可愛らしい柄がレーザーカットされており、各々に富士山があしらわれた封筒が付いています。封筒にカードを入れると、カードの色がチラリと見えるようになっております。
日々の感謝や電子メールでは伝えられない気持ちを、手紙にしたためるのも良いかもしれません。
また、意匠性の高い箔を作ることで有名な株式会社歴清社から「箔のハガキ」という商品も販売されています。

PIGMENT TOKYO「箔のハガキ」

 
他にも手仕事のおすそわけやPIGMENT オリジナル筆セットなど、贈り物にぴったりな商品を多数ご用意しております。
手渡しでギフトを差し上げたいたいという方には、当ラボオリジナルのショッパーもございますので、ぜひご活用ください。ラッピングにもご対応しております。


PIGMENT TOKYOの本格的なアートギフトで、素敵なホリデーシーズンをお過ごしください。

Profile

大矢 享

PIGMENT TOKYO 画材エキスパート

大矢 享

1989年東京生まれ。 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了。 PIGMENTにて画材エキスパートとして携わりながら、平面作品を中心にアーティスト活動中。

1989年東京生まれ。 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了。 PIGMENTにて画材エキスパートとして携わりながら、平面作品を中心にアーティスト活動中。