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PIGMENT LAB TOKYO

天王洲発のアートラボ、PIGMENT TOKYOの画材エキスパートをご紹介

2019-04-10

PIGMENT TOKYOは2015年に7月オープンし今年で4年目になります。

アート界だけでなく様々な方面からも注目を頂き、成長を続けているPIGMENT TOKYO 。


当ラボは「色とマチエールの表現」を追求するラボであると同時に、ワークショップ、ミュージアム、ショップを備えた複合クリエイティブ機関です。顔料、膠、筆や刷毛といった「画材」と、それらの「用法」、そして両者の組み合わせによって生み出される「表情」について独自のアプローチで研究や教育、普及活動を行っています。


同時に、画材や色に造詣の深い研究者やアーティストに加え、アートとビジネスを結びつけることに長けたプロデューサーも擁しており、国内外の企業に対して技術提供や企画提案を行うアトリエとしての機能も果たしています。


今回のアーティクルでは、当ラボで画材エキスパートとして携わりながらもアーティスト活動をしているスタッフたちに「アーティストとしてPIGMENT に関わることとは?」をインタビューしました。



PIGMENT TOKYO店長/画材エキスパート

能條雅由さん


―能條さんはオープン当初よりPIGMET TOKYOに関わられておりますね。寺田倉庫のアート事業、その魅力をお聞かせください。

僕はPIGMENT TOKYOのスタッフとして働きながら、寺田倉庫が運営するアトリエにも利用し、そこで制作を行っています。画材の販売だけでなく、美術作品の保管や、アトリエの運営、アートコンプレックスの設置、鉄鋼島フェスなど、様々な視点のアート事業が法人主導で展開されている事に、強い魅力を感じています。


―アーティストとしてPIGMENT TOKYOで働く中で得られたことはございますか?

PIGMENT TOKYOには日本のお客様はもちろん、海外のお客様が多く、英語でのコミュニケーションが必要となる場面が多々あります。

オープン当初は苦労もありましたが、店頭で様々な地域からいらっしゃったお客様とコミュニケーションを重ねることで、自然と英語が話せるようになり、海外のアートフェアへ出品した際にも臆することなく、自分の作品についてプレゼンすることができました。


―能條さんの今後の活動の告知などがあればお願いします。

来年の1月にロンドンのJD Malat Galleryというギャラリーで個展を開催予定です。

大型の作品も含めた大規模な個展になるため、展示に向けて制作に取り組んでおります。




PIGMENT LAB WORKSHOP講師/画材エキスパート

斉藤桂さん


―PIGMENT TOKYOで働いて良かったことはありますか?

寺田倉庫運営の店舗であることに起因した多角的なビジネス的見地を育めること。

これは一つ大きなメリットです。

保存保管業を軸として、希少性の高い素材や技法を、既存の役割を超えたより広い社会と結びつけて運用していくにはどうすればいいのか。

そうした思考体系そのものが個人の作家活動にも良い影響を与えています。

また、画材メーカーとの関係も密になるため、高度に専門的な知識を得られる稀有な場所であることも間違いないでしょう。

そうした諸々を滋養へ転化可能な、自身の成長を支える基盤といえます。


―これから企画したい講座などはありますか?

素材に絡めて美術ジャンルを横断した講座を展開できれば、新たな体験を提供できると確信していますので、実現に向けて前進したいところです。



PIGMENT LAB WORKSHOP講師/画材エキスパート

山里 奈津実さん


―PIGMENT TOKYOで働くことをどのように感じていますか?

私はこれまで美術大学で制作研究を続け博士号を取得しました。ひとつひとつの画材を「なんとなく使う」ことに疑問を感じ、自分の表現のために研究に時間を費やしました。研究の時間はとても地味ではありましたが、私にとってそこで得た知識と技術は何事にも代えがたい宝物です。しかし、この宝物が直接仕事につながることはないと諦めていました。

大学院を修了してすぐ、PIGMENT にスタッフとして加わりちょうど1年経ちました。現在はワークショップ講師を担当しています。

これまで蓄えた知識技術すべてが仕事につながり、毎日やりがいを感じています。

また、1年前は社会人1年目で、ビジネスでの視点が全く足りてなくて(笑)これまで大学では学べなかった企画やマーケティングやプロジェクトを進めることをワークショップを通じて経験できるのも魅力の一つです。

経験がなくてもチャレンジできる、させてくれる環境があります。


―ワークショップを担当していて嬉しかったことはありますか?

ワークショップのなかでお客様の疑問が解決し、笑顔になっていただけると本当に嬉しい。さらにリピーターになってくださったときは「この人の期待に応えたい」と思ってより熱が入ります。

これまでの研究経験から、美術について理解したつもりになっていましたが、本当の意味での理解はその画材についてお客様にお伝えし、そして理解していただいたときだと実感しています。


―PIGMENTで達成したいことはありますか?

寺田倉庫が運営するPIGMENT は、これまでの固定概念にとらわれず新しい文化を創造しようとしています。

華やかに見える美術ですが、実際は地味な作業の連続で成り立っています。学んで表現して失敗してまた学びなおして。苦しいけれど、幸せなんですよね。PIGMENTのワークショップに参加してくださるお客様も同じ志を持っていて、私は勝手ながらみなさんを同志だと感じています。

美術を学べる場所はたくさんあります。でも見せかけじゃなく本質を、時間をかけて丁寧に学べる場所が必要だと、学んできたからこそ思っています。

PIGMENTをそういう場所として確立することが私の目標です。



様々なアーティストが活躍しているPIGMENTでは、現在以下のスタッフを募集しております。

・ショップスタッフ…若干名

・ワークショップ講師…1名

・ワークショップアシスタント…1名



皆さまのエントリーを心よりお待ちしております。

Profile

Art Materials Expert of PIGMENT TOKYO

AKIRA OYA

Art Materials Expert of PIGMENT TOKYO Born in 1989 in Tokyo Master of Fine Art and Design at Nihon University College of Art While working at PIGMENT TOKYO as an Art Materials Expert, he also continues his artist career composing visual art works.

Art Materials Expert of PIGMENT TOKYO Born in 1989 in Tokyo Master of Fine Art and Design at Nihon University College of Art While working at PIGMENT TOKYO as an Art Materials Expert, he also continues his artist career composing visual art works.