Loading...

PIGMENT LAB TOKYOPIGMENT LAB TOKYO

ALL ITEMS

青を思い、創る。

2020-05-14

現在PIGMENT TOKYOでは「PIGMENT BLUE PROJECT」として、各SNSで"#pigmentblueproject”のハッシュタグをつけていただいた作品を紹介し、アートを愛する全ての人が家で過ごす時間を豊かに癒せるような企画が進行中です。

ときに私たちの気持ちを落ち着かせてくれたり、医療従事者の方々のユニフォームにも採用されている「青」をモチーフにした作品を通じ、アートの力でその輪を広げていくプロジェクトです。

みなさまにとって、青はどんなイメージがありますか?


たとえば材料学の視点で考えた場合、貴重な顔料であるウルトラマリンや瑠璃、群青などは豊かさの象徴として絵画に用いられます。

同時に、こうした崇高さを表現するだけでなく、ある種のクールさを表す色でもあります。イギリスのテクノバンドNew Orderの名曲「Blue Monday」に始まり、Miles DavisとBill Evansの掛け合いが絶妙な、ジャズ界における金字塔『Kind Of Blue』はその名の通り冷たい青を想起させるアーバンな雰囲気を醸し出しているアルバムです。


ちなみに、Google Japanで「青」とイメージ検索をかけたところ、空や海がヒットしたのに対して、Google USで「Blue」では空や海の他に青い色のお菓子がヒットしました。これも国ごとに色のイメージが違うことの証左かもしれません。



閑話休題、そんな青のイメージを広げられるような商品を本日はご紹介します。


まずひとつめが人気商品。オーストラリアのデリヴァン社によって作られたインミンブルーを使用したアクリル絵具です。


オレゴンブルー(インミンブルー) アクリル絵具
18,000円


この顔料は電気系の利用のために開発されていた新しい原料の研究の際に、嬉しい偶然から発見されました。オレゴン州の大学のサブラマニアン教授率いるサイエンスチームが作り出したことになぞらえて、こちらの商品は「オレゴンブルー」となっております。一切の有害物質が含まれておらず、耐光性にも優れているこの最先端の顔料は、きっと描き手のインスピレーションを刺激してくれることでしょう。



次はリナブルー®。


リナブルー(スピルリナ色素)
900円


この顔料は日本・韓国・台湾に加え、米国・欧州の規格にも準拠した植物生まれの色素です。リナブルー®は青色1号に最もよく似た、鮮やかな空のような青色をしていますが、合成着色剤とは違い、食べても舌が青くなりません。

それどころか、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、光合成色素類などの栄養成分を持ち合わせているので、良質な総合栄養補助食品として健康食品などにも利用されています。

サイダー、ジントニックなどの清涼感のある飲食物に使えば、おしゃれな飲み物の出来上がり。一工夫した素敵なドリンクを作ってみてはいかがでしょうか。



そして最後に大和雅墨 青燭精です。


大和雅墨 青燭精
1,800円


墨は黒いはずなのに、なぜ青を冠するのか。固形墨は松の煤と膠を練った松煙墨と、油煙と膠を混ぜた油煙墨がありますが、とりわけ前者で青みがかった色のものは青墨と呼ばれているのです。硯と適切な水を用いて、丁寧に墨を磨っていくと、じんわりとした光沢感のある墨液を作ることができます。それを小分けにし、少しずつ薄めていくと、紙に滲みた墨色が青く見えるはずです。PIGMENT店頭には墨のパッケージに色見本がついているものもございます。

ぜひ、墨が作り出す味わいのある青味を体験してみてください。



気になる商品はございましたでしょうか。

ほかにも、様々な青を当ラボはご用意しております。ジャンルはもちろん、得手不得手は関係ありません。これらのマテリアルを用いて、ぜひあなただけの青を創ってみてください。

そして、もしよろしければ"#pigmentblueproject”のハッシュタグをつけていただき、PIGMENT BLUE PROJECTにご参加ください。

Profile

PIGMENT TOKYO 画材エキスパート

大矢 享

1989年東京生まれ。 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了。 PIGMENTにて画材エキスパートとしてとして携わりながら、平面作品を中心にアーティストとしても活動中。

1989年東京生まれ。 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了。 PIGMENTにて画材エキスパートとしてとして携わりながら、平面作品を中心にアーティストとしても活動中。