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DIC株式会社×PIGMENT TOKYO〜色と顔料の可能性を探る〜

2019-12-23

PIGMENT TOKYOは印刷インキ、有機顔料で世界トップシェアの化学メーカー DIC株式会社と協業し、これまで個人向けには流通されていなかった同社の色材の取り扱いをスタートしました。

現在、当ラボでは特設コーナーを設け、顔料の実物をご覧いただけるほか、様々なメディウムによる塗り見本なども確認いただけるようになっております。

今回のプロジェクト発表にあたり、DIC株式会社 顔料営業1グループ 化粧品担当の大平学さんにこれらの商品や、色彩についての思いなどを熱く語って頂きました。



―今回コラボさせていただくきっかけをお教えください。

そもそも、PIGMENT TOKYOの岩泉さんとお会いしたのが3年前になるのですが……当社では色々なお取引先を回る営業実習というのがあるんです。そこで毎年お取引があるインキ会社に見学させて頂いたところ、その工場の方から「顔料の研修としてPIGMENT TOKYOへ行ってみたらどうか」と教えてもらったのがきっかけです。


DIC株式会社 顔料営業1グループ 化粧品担当の大平学さん



―そんなことがあったんですね。

実際に弊社社員たちと一緒に来てみたら、この顔料棚の色と数に圧倒されまして、笑

整然と美しく陳列されている店舗のインパクトはもちろん、それ以上に顔料を魅せて販売するというスタイル、PIGMENTに来店されるデザインに関わる方など感度の高いお客様の層にも強い興味をもったことを覚えています。

そこでDICの顔料を紹介させていただき、今後お取り扱いいただくことも含めて「何か一緒にプロジェクトができないですかね?」とご相談したのが、はじまりでした。


―ありがとうございます。先日、今回の企画について共同プレスリリースを発表いたしましたが、改めて当ラボとコラボレーションした内容をお話いただけますでしょうか。

DICでは様々な種類の顔料を取り扱いしており、時にお客様から「小口での販売は可能か」というお引き合いをいただくことがあります。ですが商品ロットの都合上、大量のご注文をいただかない限り商品を販売させていただくことが難しく、そのようなお話があってもお断りしておりました。ですがPIGMENTのように15g単位での販売というビジネスモデルであれば、そういったお客様のニーズにお答えできるのはもちろん、当社で取り扱っている商品のPRにも繋がるのではないかと考えました。

また「色」をキーワードのひとつとして、様々な切り口でワークショプやイベントも開催していることにも非常に興味をもちました。

DICは有機顔料に強いのはもちろんのこと、樹脂、添加剤、デザインなど……色にまつわるお取引を沢山させていただいております。

生活に”彩り”と”快適”を提案するDICと、色彩やその表現を追求されているPIGMENTがコラボすることで、一種のケミカル・リアクションが起きるのではないかと考え、今回の企画を進めました。




―確かにお互いの強みを掛け合わせることで、今までみたこともなかったような展開が期待できますね。そんなクリエイティビティ溢れるDICさんからみて、PIGMENTはどのような印象でしたか。

私は現在、化粧品などで使用される顔料の販売を担当しております。こうした顔料の場合は、こうして手につけて色合いや質感をみていただくようにしているのですが、工業用の顔料など実物を見たり、手に触れるような機会がありません。

PIGMENTのように、顔料の現物を並べて”魅せる”ディスプレイにするのはもちろん、中を開けてその質感や色までしっかり目で見て買えるというビジネスモデルに、非常に興味を持ちました。訪れたお客様の感性をビビッと刺激する、そんなスペースだと思っています。

社内外問わず、PIGMENTを様々な人に紹介しているのですが「良い!」「来てよかった」という評判以外聞いたことがありません。


―たいへん光栄です、ありがとうございます。今回お取り扱いさせて頂いた顔料についても、ご説明いただいてもよろしいでしょうか。

強烈さから転じて、刺激的でカッコイイという意味を持つ「intense」という単語を元に名付けられたこのINTENZAシリーズは発表してから10年くらい経つ商品なのですが、日本や米国で化粧品用に認証されている安全な色材で、扱いやすく、発色が鮮やかで、更に混ぜても彩度が落ちないため、様々なお客様からご好評をいただいております。




―確かに、チューブの絵具ではこんな色は見たことがないですね。そして更に、こちらの青い顔料も特殊な性質を持っているそうですが……

こちらはサプリメントとしても親しまれている藍藻類スピルリナから抽出した植物由来の青色素、リナブルーです。これは鮮やかな青色の食用色素ですので、清涼感のあるカクテルなどを、爽やかな色彩で彩ります。




―今回のコラボなどを経て、大平さんが考える色彩への展望や思いなどございましたらお願いします。

先ほどの INTENZAシリーズは化粧品用と銘打っておりますが、PIGMENTにいらっしゃる様々なクリエイターさんに、芸術的用途への拡大もしていただけたらなと思っています。

PIGMENTは顔料だけでなく、様々な種類のメディウムや絵筆などもお取り扱いされているので、そうした組み合わせによる新しい発見もあるのではないか……と私自身も非常にワクワクしています。

“彩り”でお客様のクリエイティビティに火を付ける。そんな事業展開をしていきたいですね。


アクリル系樹脂ではもちろん、アラビアゴムと混ぜて水彩絵具としても使えます。



―我々としても、より沢山のお客様にDIC株式会社の商品の魅力を知っていただけるよう尽力いたします。本日はありがとうございました。


INTENZA 1211 Firefly
1,000JPY
INTENZA 1235 Nitro Pink
1,000JPY
INTENZA 4221 Orange Zest
1,200JPY

INTENZA 4161 Envy
1,300JPY
Lina Blue (Spirulina)
900JPY

Profile

Art Materials Expert of PIGMENT TOKYO

AKIRA OYA

Born in 1989 in Tokyo Master of Fine Art and Design at Nihon University College of Art While working at PIGMENT TOKYO as an Art Materials Expert, he also continues his artist career composing visual art works.

Born in 1989 in Tokyo Master of Fine Art and Design at Nihon University College of Art While working at PIGMENT TOKYO as an Art Materials Expert, he also continues his artist career composing visual art works.